コバルトの買取をお考えの方はいませんか？
「コバルトの買取をどうしようか迷っている」「買取前にコバルトの特徴や用途を知っておきたい！」とお思いの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はコバルトの特徴や用途についてスクラップ買取業者が解説します。

コバルトとは

コバルトとは元素記号Co、原子番号27、周期表9属に属している金属元素です。
遷移金属でありレアメタルの一つです。
これは1733年G.プラントによって発見されました。

コバルトの特徴

展性・延性

コバルトは延性と展性に優れています。

磁性

コバルトは非常に強い磁性があります。

色

コバルトは様々な色を出すことができます。
例えばコバルトブルーと言われているように鮮やかな青色や黄色、緑色などを出せることが特徴です。

酸に溶ける

塩酸や硫酸には溶けにくいですが、希硫酸には水素を発生して溶けます。
しかし、濃硝酸には不動態をつくるため溶けません。

酸化する

コバルトを空気中に放置しておくと少しさびます。
また粉状のものであれば、空気中で熱すると酸化されます。

エネルギー密度が高い

コバルトはエネルギー密度が高い特徴を持っており、小型のバッテリーに使用されています。

コバルトの用途

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池の電極材料にはコバルト酸リチウムが使用されています。
しかし、コバルトの埋蔵量の多いコンゴでは子供を使った採掘を行なっており、それが社会問題化したため、最近ではコバルトを必要としない電池の開発が行われており、需要が減少する可能性があります。

顔料

コバルトは耐光性、耐候性、耐酸性、対アルカリ性のいずれにも優れているため、顔料として取り扱われています。

合金材料

合金としてもよく利用されます。
コバルトにクロム・タングステンなどの金属を加えた硬質合金と呼ばれるものは、ダイヤモンドのような硬さを持ちます。
また、磁気ヘッドの材料として鉄とコバルトの合金が使用されます。

メッキ

コバルトはメッキとしても利用されます。

添加元素

金属材料の添加元素として使用されます。
他の元素と組み合わせることで粘り強さや断熱性、耐食性の向上につながります。

まとめ

コバルトは聞いたことがある方は多いと思いますが、意外と何に使われているか知らなかったという方が多いのでは？
様々なものに使用されていることを理解していただけましたか。
もしコバルトを放置しているという方は買取を検討してみてはいかがでしょうか。
当社ではスクラップの買取を行っています。
何かお困りのことがありましたら、ぜひご相談ください。